
2017年10月に、一次の書類審査は運良く合格していましたので、大分大学医学部学士編入試験の二次試験を受験してきました。受験人数は120人でした。簡単にですが記録しておきたいと思います。
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1次試験 書類面接
1次試験の書類審査は、受験生の間では「適当に選抜している」というような噂があるようですが、そんなことがあるはずありません。確かに全く同じ条件、内容の書類で二年連続受験をして、ある年は通過し、次の年に落ちたという話も聞いたりしましたが、それはたまたま受験生の中で相対的に順位が低くなってしまっただけだと思います。なので必ず何らかの条件はあると思います。考えられるのは、
- 成績証明書:過去の成績
- 推薦書:推薦者
- 作文:志望理由、文字の綺麗さ
- 現在の職業属性
等が考えられます。また、必ずとは言えませんが、大分大学はコメディカルの人にとっては有利に働くと言った話も聞きます。しかしハッキリと配点基準が明示されていないのでなんとも言えません。自分のできる限りのアピールとしては、作文の内容をしっかりと書いて、文字をできるだけ綺麗に書くように心がけました。通過者は120人でした。
2次試験
生命科学 120分 200点
大問1 コラーゲンについて αヘリックスが右巻きの理由、構造上のGlyの役割等
大問2 ミカエリス・メンテンの式 ラインウィーバーバークプロット
大問3 マイクロビオーム
大問4 減数分裂 減数分裂における精子と卵の違い、遺伝子Sx1発現による精子/卵の生殖巣における発生について
大問5 MHC classⅠ/Ⅱ 関連
大問6 平衡定数、アルブミンと薬理作用
英語 90分 100点
大問1 参考URL:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK2682/
大問2 参考URL:https://www.nature.com/news/personalized-medicine-time-for-one-person-trials-1.17411
共に原文を見つけることはできませんでしたが、関連した内容の文章はweb上で発見しました。
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タクシー代
大分駅から大分大学医学部まで約3000円弱でした。道のりが一本道になるところが多く、朝の通勤ラッシュを見越してなるべく早めに試験会場に向かうことをお勧めします。当日は雨も降っていたため、集合時間の1時間前に出発しました。
観光編
大分といえば、何と言っても温泉です。別府に湯布院といった温泉街が軒を連ねています。ただ、今回はそこまで足を伸ばす時間がありませんでしたので、大分駅の銭湯であったまってきました。